加工風景
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行程
1買い付け・洗浄・釜ゆで
漁港で買い付けた生しらすを車で1分ほどの場所にある加工場に運び込みます。
漁港のすぐそばにあるため、水揚げ後の鮮度良い状態を保持し加工できます。
まずは生しらすを流水でよく洗い、灰汁などを取り除きます。
洗浄した生しらすを、濃度約2パーセントの塩水で2分から3分ほど茹でます。
茹であがると透明だった魚体も白くなります。 -
行程
2選別・乾燥・天日干し
釜ゆでにしたしらすを風で吹き飛ばし、しらすに混ざるエビやカニなど比重の軽いものを取り除き、次の工程である乾燥機へとコンベアで運びます。
釜揚げしらすは、乾燥機内で水気をとり完成です。
しらす干しは、柔らかさを失わないよう程よく乾燥させます。
ちりめんじゃこ(上干しらす)は、天日にて堅くなるまで乾燥させ完成です。 -
行程
3冷却・箱詰め・出荷
出来上がったしらすを木のセイロにとり、うまみ成分をとじ込めるため、冷蔵庫内で冷風をあてよく冷やします。
冷却したしらすは、箱詰めされたのち、冷凍庫や冷蔵庫で保管され、東京や静岡、大阪などの市場や自社店頭に並びます。